毎日、多言語の音源が聞こえているとどんなことが起こるのか。
普段、家のあちこちでスピーカーから流れている世界のことば
共同研究で多言語は人間にとって自然なことと脳科学的に証明されました。
時々、あっと思う発見などがあるけどそのまま音と共に流れていきます。
今まで自分におこった面白くて楽しいことばの発見は気づかなかったけど、脳にとって自然なことだったのかな、と思います。
世界のことばを聞こえてままいってみる
オンラインのメタ活に参加しました。
メタ活とは、音源に合わせてそのことばのらしさをとらえて言う活動です。
メタフィジカル活動の略です。メタフィジカルとは形而上のこと
ことばの説明をしようとするとどんどん難しくなっていきます。
コトバンクで調べてみました。https://kotobank.jp/word/%E5%BD%A2%E8%80%8C%E4%B8%8A-58854
〘名〙 (「易経‐繋辞上」の「形而上者謂二之道一、形而下者謂二之器一」による) 形がなくて、感覚ではその存在を知ることのできないもの。時間、空間を超越した、抽象的、普遍的、理念的なもの。⇔形而下。※乾坤弁説(1656)序「是以至二形而上之儀一、則晦盲不レ明」※将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉一「此の如きは独り吾人が耳目に触れ来る政治、社交、衣食住、の事に止らず。更に進んで形而上の事を観察したらんには如何」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版
形而上とは易経の中のことばなのですね。初めて知りました。
易に興味をもち、自主的に読んでいるメンバーがいます。私も週に一回だけ本読み会にオンラインで参加しています。
難しくてわからないことも多いのですが繰り返しの中でわかっていくこともあります。
外国語を習得するのに易の本を読むって謎ですね。
私は知らないことが多すぎてヒッポの活動をはじめて???だらけでした。
今でも知らないことが多すぎてオドロキの毎日を過ごしています。
少ししか知らないことをよく知っているメンバーが教えてくれます。
そしてまた、もっと知らないことが出てきます。
少しずつ知っていることが増えて
また知らないことに出会う。
人がたどってきた歴史にももう一度触れています。
ずっと素人のままですがらせん状に進んでる気がします。
ヒッポの多言語活動は「ことばと人間を自然科学する」
日常におこることになんだろう?どうなってるの?と問をもつことが自然科学の第一歩なのかな。
先日、先輩メンバーから聞いた“音をこころの弦に響かせること”を実感できるようになり、こうすればことばが話せていくよ、とお伝えしたいです。
ことばのらしさって楽しい
今日のメタ活の話に戻ります。
オンラインのZOOM会議をつかって仲間といろいろなことばを聞いてメタ活しました。
ドイツ語で泳ぐはshwimmen,英語と似ています。
フランス語ではcomme caがよく聞こえてきました。
イタリア語ではケベーロ、ストペンド、ベーネ、とか称賛のことばがよく聞こえてきました。どのことばもかっこいい!かっこよく話したい!
同じ場面を言語を変えて聞くと、それぞれのことばの特徴がわかります。英語とドイツ語は似ている部分があるな、とかこの言葉は調子が好きだなとか。
オンラインのメタ活が終わり、流しているスピーカーからは日本語。
韓国語でよく聞いてメタ活している人力車のシーンです。
日本語に合わせて韓国語のフレーズが頭の中を流れます。こんな時、人間のことばは一つなんだな、と思ったりします。
やっぱり多言語はおもしろい!
こんな活動に興味のある方はヒッポファミリークラブ公式HPをご覧ください。https://www.lexhippo.gr.jp/
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