ヒッポファミリークラブのテーマはことばと人間を自然科学する。
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講座のあとも録画を見られるので
塚原祐輔先生のお話を録画で視聴しました。
テーマは混沌と暗号
混沌は
古代中国では巨大な犬のような妖怪。悪いものの象徴
古事記の国生み、イザナギとイザナミが混沌としたものを
かき混ぜ地上がうまれた。
西洋ではカオス、ギリシャ神話の神。
何もない場がカオスである
カオス理論とは 秩序だったものから生まれるごちゃごちゃ
一緒に見ていた小1の女の子
カオス、ぐちゃぐちゃとメモしていました。
カオスは混沌。混沌とぐちゃぐちゃは違う
混沌は歴史のあるぐちゃぐちゃ
わかったようなわからない話、それでいいのだそうです。
分からないけどなんだか興味がわく、惹かれる。
その思いで取り組んでいくことで何かわかっていく~
常に何かな、と問をもって過ごすこと
いつか、答えが出ます。
分からないけど楽しい
世界はわからないことだらけ
当たり前にある世界、分かっているようで
わからないことだらけ
多言語とのつながり
たくさんのことばを聞いて
1つずつわかっていくようだけど
気がついたらフレーズまるごと
分かっていたりする。
ある日、わからなかったことばが
分かる時がある。
わからないことを楽しもう!
学校では答えのあることを教えてくれるので
うっかりするとすべてわかると思ってしまいます。
実は世界はわからないことだらけ。
そう思うと見えている世界が不思議で
新鮮なものに見えてきます。
塚原先生のお話も初めて聞くことばだらけ
パイこね変換のカオス、カオス理論、アボガドロ定数
ポアンカレの三体問題
人名もケプラー、ベロウソフ、ジャボチンスキー、
私の文章もごちゃごちゃ
塚原先生はわからなくても大丈夫、
歴史に名を残した物理学者や数学者たちも
すべてわかっていたわけではない
とお話してくださいました。
そっか、分からなくても興味をもって続けていれば
重なりの中でいつか何かがわかり
あっと思うときがくる。
目の前にあることから見つけていき気がついたら
まったく違う世界をみていた、ってことに
なるかもしれません。
塚原先生のお話にことばはどんな風に話せるように
なるのか、という問いの暗号がかくされている
気がしました。
ありがとうございました。
世界のことばと人に出会い、ふしぎもいっぱい見つけられる
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