そんなに泣くと目玉がおっこちゃうぞの不思議
一度聞いたいたことばがふとした瞬間に脳の引き出しから飛び出したことはありますか。
子どもたちは3歳と0歳、泣いている弟に4歳のお兄ちゃんは
「そんなに泣くと目玉がおっこちゃうぞ」
といいました。
ヒッポファミリークラブの多言語活動をはじめてすぐのこと
多言語のお話を聞きはじめたころです。
「そんなに泣くと目玉がおっこちゃうぞ」は
お話の中の日本語のフレーズ
とても驚いたのです。4歳の子がこんなフレーズをいえる不思議。
何度も、一生懸命きいたわけではないのに
その場面でふと話してしまう力
日本語と同時にほかの言語も聞いています。
ということは( ^ω^)・・・
何語でもこのことが起こるの?
そうしたらすごく楽しい!と思いました。
イタリア語でも。話したのはmi passi il sale?


息子は中学生の時、イタリアのホームステイに行きました。
スイカをだしてもらいその時に思わず話したことばが「mi passi il sale?」でした。
意識せずに状況にあわせてことばを話す不思議
特に日本語ではないことばの場合、私にとって不思議ですごい出来事です。
話されていることがすべてわかるわけではありませんが
心からのことばは目の前の人に伝わり関係性が深まっていくのだと思います。
赤ちゃんたちと同じプロセスなのだと思います。
何かのきっかけで引き出しから飛び出すことば
おとなになった息子は
英語、スペイン語、ドイツ語の音源を再び聞き始めました。
すると、不思議なことに韓国語のフレーズが頭の中を流れるそうです。
子どもの時になんとなく聞いていたことばです。
ことばはからだのどこかにたまって、何かのきっかけで飛び出してくるのです。
ワクワク、ドキドキする体験です。
私たちのおもしろくて不思議な体験と共同研究の結果と
ことばの冒険は面白くて興味深いです。
たくさんのことばと人に出会いながらことばの不思議に迫ります
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